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FC岐阜 2016シーズン前半戦を時系列で振り返る

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2016シーズンの明治安田生命J2リーグも前半戦を終了しました。

今シーズンは4月に熊本地震が発生し、選手自身も避難生活を余儀なくされたロアッソ熊本が約1ヶ月に渡りリーグ戦に参加することができないという事態が発生しました。

2011シーズンの東日本大震災の際にも感じたことですが、毎週末に自分たちのチームを応援し、一喜一憂できることは当たり前のことではありません。

日本に住んでいる以上明日は我が身、いつ被災者になるかはわかりません。人間は「自分は大丈夫」と考えがちですが、常にその時を想定して準備をしておきたいものです。

話は逸れましたが、2016シーズン前半戦の我が軍FC岐阜を振り返っておこうと思います。

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ラモス最終年

ラモス体勢3年目、すなわち契約最終年。彼が采配した過去2年の戦績は17位、20位。とりわけ、2015シーズンは前年以上の結果を求めたサポーターの期待を大きく裏切るかたちとなった。

オフシーズンの選手の移籍状況は以下のとおり。

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FC岐阜 2016移籍情報 | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~ より

 

FC岐阜は2016シーズンを前に15選手が退団、新たに14選手(3月に入団の発表があった滝谷亮選手を含む)がメンバーに加わった。

2015シーズンに年間通して不在だった背番号10を与えられたレオナルド ロシャ、高木義成秋葉勝田森大己といった経験豊富な選手の加入など、堅実な補強を行ったFC岐阜。思うような結果が出なかった昨シーズンから心機一転、新しく迎えるシーズンに、多くのサポーターは期待に胸を踊らせた。

www.jsgoal.jp

最悪の開幕 2試合8失点 FC岐阜サポは早くも"覚悟"した

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日付対戦相手スコア順位勝点
1 2/28 群馬(A) 0-4 22 0
2 3/6 札幌(H) 0-4 22 0

悪夢だった。本当に夢であって欲しいと思った。

2016年2月28日、正田醤油スタジアム群馬に乗り込んで迎えた2016シーズン開幕戦。FC岐阜はスタメンのブラジル人トリオ(9エヴァンドロ、10レオナルド ロシャ、33レオミネイロ)をはじめとした選手の連動がまったく見られず、相手の大卒ルーキー23瀬川に2得点を決められるなど0-4で敗戦。

翌週、長良川に札幌を迎えたホーム開幕戦では、札幌9都倉のハットトリックを含む4失点、2試合連続で0-4の敗戦を喫した。

2試合0得点8失点。監督解任論が噴出したことは言うに及ばず、今年も例年以上に厳しい残留争いが待ち受けていることを覚悟したサポーター、長期的に見たとき、違うカテゴリーで戦ったほうが自分たちのためになるのではないかと思ったサポーター、それぞれ個々のサポーターがシーズン2戦目を終えて早くも"覚悟”を決めざるを得なかった。

最悪の事態は覚悟はしているよ。

助けて

何が起こった?誰もが予想しなかった破竹の4連勝でFC岐阜がどん底から蘇る

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日付対戦相手スコア順位勝点
3 3/13 北九州(H) 1-0 17 3
4 3/20 愛媛(A) 3-0 10 6
5 3/26 水戸(H) 1-0 8 9
6 4/3 徳島(A) 3-1 5 12

果たしてこの数週間でチーム内に何が起こったのだろうか。

最悪のシーズンスタートを切り、早くも瀕死状態に陥ってチームは蘇った。第3節のホーム北九州戦で10レオナルド ロシャが今季チーム初ゴールを上げ初勝利すると、第4節アウェイ愛媛戦では3-0で勝利し連敗脱出からの連勝を勝ち取る。

J昇格後、勝利はおろかゴールネットすら揺らすことができずにいた鬼門ニンジニアスタジアムでの勝利は、FC岐阜というチームにとって歴史的な勝利となった。ニンスタでルーキー36瀧谷がゴールを決めた瞬間、多くのサポーターは声を揃えてつぶやいた。「遂に結界が崩れた」と。

第5節ホーム水戸戦、第6節アウェイ徳島戦でも勝利した岐阜は開幕2連敗からの4連勝で5位に浮上、どん底から軌跡のような生還を遂げた。この数週間、ジェットコースターのような感情の起伏を味わったチーム内で、どんな変化が起きたのか。21高木のケガからの復帰、15田森をアンカーに置くシステム変更など目に見えるかたちので変化もあるが、それ以外の何か大きな変革がこの時期に行われたのではないかという声もあるがそれは憶測の範疇。

いずれにせよ、選手、スタッフ、サポーターはシーズン序盤から感情のコントロールに忙しい時期を過ごすことになった。

blog.domesoccer.jp

こ、これはFC岐阜なのか(困惑)

 

GWを前になんとか中位に食い下がる岐阜

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日付対戦相手スコア順位勝点
7 4/9 讃岐(A) 2-3 8 12
8 4/17 松本(H) 0-2 11 12
9 4/23 金沢(A) 2-1 8 15
10 4/29 山口(H) 1-2 9 15

軌跡の生還を遂げたチームは5連勝を狙い敵地讃岐に乗り込んだ。0-2とリードを許す苦しい展開も、早々にパワープレーに切り替えた岐阜は29鈴木ブルーノのスペクタクルな2ゴールで同点に追いつくも、後半アディショナルタイムに讃岐37木島良輔にゴールを決められ万事休す、連勝は4でストップした。

2年ぶりの対戦となったホーム松本戦は開始8分で2失点という岐阜病が再発、0-2で2連敗。しかし、第9節アウェイ金沢戦は9エヴァンドロの今季初ゴール、14風間宏矢のシーズン3得点目となるゴールで2-1で勝利。再び連勝を狙ったホーム山口戦は前半に27苅部のゴールで先制するも、後半山口の33北谷、32中山にゴールを決められ逆転負け。

4月を終えて9位となんとか中位にしがみつく岐阜。序盤とはいえ、この試合を終えた時点でプレーオフ圏内の6位とは勝ち点差で並んでいる。この時期に上を狙える位置にいるということに慣れないサポーターも多かったかも知れない。強豪との対戦が続くGWの連戦をいかに乗りきれるかがシーズンの行方を左右する。

でも、うれしいことが一つだけある。 この時期でも残留争いの心配をしなくていいどころかあわや昇格も考えられる余裕があることだ。

 

GW連戦、上位陣から勝点5を奪う上出来の結果
「派手にやる」の真相は藪の中

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日付対戦相手スコア順位勝点
11 5/3 町田(A) 1-1 10 16
12 5/8 清水(H) 1-1 10 17
13 5/15 岡山(A) 1-0 8 20
14 5/22 千葉(A) 2-3 9 20
15 5/28 山形(H) 0-1 10 20

町田、清水、岡山と上位陣との対戦が続いた5月上旬。結論、この3試合で勝点5を獲得できたことは十分過ぎる結果だった。

J2昇格ながらこの時点で暫定首位に立っている町田に乗り込んでの一戦。試合前に指揮官から「派手にやる」という言葉が出たことで、その暴走をいかに阻止するかに躍起になった周辺(憶測)。

blogola.jp

先制を許すも10レオナルド ロシャの豪快なミドルシュートが炸裂し、1-1で町田を首位から陥落させることに成功。結局「派手にやる」の真相は藪の中。

GW連戦最後の試合はホームでJ1から降格してきた清水との公式戦初対戦。前半4分に清水10大前に直接FKを決められるが、27分にFKを2阿部が頭で合わせ同点に追いつく。後半は逆転の好機を何度か見せるもののゴールネットを揺らせずそのまま1-1のドロー。

第13節アウェイ岡山戦は後半に34田中達也がドリブルでしかけて得たPKを9エヴァンドロが決め先制、最後までその1点を守り切った岐阜が勝利。

アウェイ連戦となるフクアリでの千葉戦は岐阜病が発症、前半10分までに0-2とリードを許す展開。後半に15田森、6髙地のゴールで反撃するも2-3で敗戦。ホームに戻っての第15節山形戦は前半に山形11ディエゴにPKに決められた1点を最後まで返すことができずに2連敗。

正直なところ、町田、清水、岡山を相手にここまで善戦できるとは思っていなかった。ここで勝点5を奪っただけに、続く千葉、山形戦で勝点が拾えていればと思うのは結果の話。しかし、5月を終えてまだ10位、十分上位を伺える位置にいた。

派手にやる(キリッ
なおシュート5本の模様

下位の足音が聞こえてくる ホームでは3月以来勝ちなし

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日付対戦相手スコア順位勝点
16 6/4 長崎(H) 2-4 11 20
17 6/8 東京V(A) 1-1 11 21
18 6/12 C大阪(H) 0-1 13 21
19 6/19 横浜FC(A) 2-1 10 24
20 6/26 熊本(H) 2-3 10 24

序盤と比べて勝点を思うように積み重ねることができなくなってきた6月。

ホーム長崎戦では今年何度目の岐阜病か、13分までに3点を奪われると、37分には長崎9永井にはやくもこの日3点めとなるハットトリックを献上し2-4で敗戦。

今季初のウィークデイ開催となったアウェイ東京V戦は44分にPKで失点するも、後半開始早々の49分にSBにポジション変更していた2阿部が豪快に蹴りこみ同点に追いつき1-1のドロー。

強豪C大阪とのホームゲームは24難波宏明がスタメンで出場。最早おきまりとなってしまった5分のC大阪10ブルーノ メネゲウの得点であっさり先制を許すと、あとはまったりとした試合展開で0-1の敗戦。

アウェイ横浜FC戦は22分、横浜FC11キングカズに頭で合わされ先制を許す。後半51分にサイドを切り込んだ2阿部のクロスを33レオミネイロがニアで合わせて同点に追いつくと、64分にはまたも阿部が前線に華麗なスルーパスをレオミネイロに通して逆転に成功。1ヶ月ぶりの勝点3を得る。

ホーム熊本戦では43分に8高柳に先制を許すものの、68分にルーキ30田代のJ初ゴールで同点に。終了間際の88分に熊本23藏川に決められリードを許すも、ATに入った93分に36瀧谷が押し込み同点に。このまま終わるかと思われた95分のラストプレーで熊本14キム テヨンのミドルシュートが炸裂。最終盤に熊本が劇的な勝利を上げ、岐阜にとっては勝点がするりと落ちていった。ホームでは3月26日の水戸戦以来勝利がない。

6月は1勝1分3敗で勝点4の積み上げにとどまった。順位は中位を維持しているものの、上位陣の背中が遠のくとともに、下位の足音がそこまで響いてきた。

 

守備陣の改善で後半の巻き返しを もう残留争いはしたくない

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日付対戦相手スコア順位勝点
21 7/3 京都(H) 0-1 13 24
22 7/10 長崎(A) 1-2 15 24

シーズン折り返しとなるホーム京都戦。試合前に降った豪雨により劣悪なピッチコンディションの中行われた試合は54分に途中交代で入った京都9ダニエル ロビーニョに流し込まれ先制を許しそのまま敗戦。

後半戦最初の試合となったアウェイ長崎戦は、22分に34田中達也がドリブル突破から右足を振り抜き先制するも、33分、52分に1ヶ月前に長良川ハットトリックした9永井にまたも決められ逆転負け。岐阜は3連敗、気づけば降格圏まで勝点5差の位置まで来ている。

 

 

このままズルズルと下がっていき今年も残留争いに巻き込まれるのか、上位陣に食らいついていくことができるかは、残りの7月の試合にかかっているといってもよいと思います。

いずれにせよ、未だ改善される兆しのない持病、前半早々の失点は早急に対応しないといけません。点は取れているだけに、SBを始めとした守備陣のテコ入れで勝点を積み重ねていきたいところです。

他チームが夏の移籍で補強を進める中、ここまで岐阜に動きはなし。これまで幾度となく残留争いを経験した岐阜には、夏の補強で文字通りの「救世主」がチームを救ってくれた歴史があります。最後にここ近年の夏の補強をまとめて、後半のチームの奮起に期待します。

 

シーズン主な補強
2015 渡邉将基風間宏矢砂川誠ジウシーニョ、青木翼
2014 岩崎陽平、クレイトン ドミンゲス、森勇介須藤右介
2013 中村祐輝、ヴィンセント ケイン、ド ドンヒョン、木谷公亮、バージェ、スティッペ
2012 アブダ、新井辰也、ダニロ、森安洋文

 

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