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ぶっちゃけ下位2チームがJ2に残留するための条件 2017明治安田生命J2リーグ 

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画像出典:明治安田生命J2リーグ 順位表:Jリーグ.jp

 

明治安田生命J2リーグは2017シーズンも終盤に差し掛かっています。今シーズンはどうも終盤の感じがしないのですが、それにはちゃんとした理由があって、我らが岐阜が降格圏にいないこと以外に他なりません。この記事を書いている2017年9月20日時点での勝ち点は43で15位。昨シーズンは第42節の最終戦で自力残留をもぎ取ったのですが、今シーズンは残り9試合を残して昨シーズンの勝ち点で並んでしまったのです。なんということだ。

J2は今シーズンから、下位2チーム(21位、22位)が自動降格するという、非常に厳しいレギュレーションに変更されました。岐阜はこれまで幾度となく「すんで」のところで残留を成し遂げてきので、この変更は決して他人事ではありません。

しかし、このレギュレーションにも救済措置(J2のチームにとっての)があります。それはずばりJ3リーグの上位チームに「J2に上がる権利があるかどうか」という話です。

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J2・J3入れ替え制度を今一度確認

Jリーグ公式サイトのJ3の大会要項「J2・J3の入れ替え」の項を以下に引用します。

  • 明治安田生命J2リーグは下位2クラブ(21位、22位)自動降格。
  • 明治安田生命J3リーグは上位2クラブが自動昇格。ただし、明治安田生命J3リーグ上位2クラブがJ2ライセンスを保有していない場合は、以下の通りとなる。
    • 明治安田生命J3リーグ1位、2位クラブがともにJ2ライセンスを保有していない場合は、 明治安田生命J2リーグ下位2クラブ(21位、22位)の自動降格はなくなる。
    • 明治安田生命J3リーグ1位、2位クラブのどちらかがJ2ライセンスを保有していない場合は、 明治安田生命J2リーグ21位の自動降格はなくなる。
  • 明治安田生命J3リーグ1位、2位のクラブにJ2ライセンスが付与されていない場合は、3位以下の繰り上げは無い。
  • U-23チームはJ2リーグ昇格対象外となる。
  • U-23チームが明治安田生命J3リーグ1位または2位の場合は、以下のとおりとする。
    • 明治安田生命J2リーグ下位2クラブ(21位、22位)が自動降格し、明治安田生命J3リーグにおける(U-23チームを除く)年間順位上位2クラブがJ2に昇格する。
  • U-23チーム以外の明治安田生命J3リーグ年間順位上位2クラブがJ2ライセンスを保有していない場合は、当該クラブは入れ替えの対象とならない。この場合、明治安田生命J3リーグのクラブが繰り上がることはない。

明治安田生命J3:About Jリーグ:Jリーグ.jp

以上の規則を頭の片隅において、今のJ3の状況を確認してみます。

関係ない話ですが昨シーズンまではJ3ハイライトがあったから、しっかりとJ3の状況も追えていたんですけどね。ライセンス井本さん懐かしい。

執筆時点(2017年9月20日)でのJ3の状況

現在のJ3リーグの上位は以下のようになっています。

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画像出典:明治安田生命J3リーグ 順位表:Jリーグ.jp

 

なんと。今シーズンからJ3を戦う沼津が首位に立っているではありませんか。沼津と言えば、ソメこと岐阜の苦しい時期を知り尽くした男・染矢一樹が所属(なぜか背番号は50)しています。そして2位は秋田。ここには岐阜SECOND時代に国体を制し、Jリーガーになるという"岐阜ドリーム"を叶えた二人、田中智大比嘉諒人がいます。

いかん、どうしても話が逸れてしまう。

以下、栃木、鹿児島、富山、長野、北九州と続いており、現実的には上位2チームに滑り込めそうなのはここくらいまででしょうか。

沼津、秋田、そして鹿児島の動向で降格チーム数が決まる 

現時点で22節まで消化。全34節ということであと12試合も残っているのですね(ということは、もう少し下位チームにも可能性はあるかも)。大事な上位チームの保有ライセンスの状況は以下のとおり。 

順位 チーム名 2017シーズン保有ライセンス(今後の方針など)
1 沼津  J3ライセンス(2024年にJ1ライセンス取得を目指す)
2 秋田 J3ライセンス(2018シーズンにJ2ライセンス申請を目指す)
3 栃木 J1ライセンス(2015シーズンオフにJ2から降格)
4 鹿児島 J3ライセンスJ2ライセンス申請済み、2016年は不交付)
5 富山 J1ライセンス
6 長野 J2ライセンス(トレーニング施設がJ1基準未達)
7 北九州 J1ライセンス(2016シーズンオフにJ2から降格)

そもそもクラブライセンスの審査結果は例年9月末に発表されるため、表に入っているのは今シーズンの取得状況となり、来シーズンも表記のライセンスが約束されているわけではありません。

首位の沼津、2位の秋田は2018シーズンのJ2ライセンス申請を行っていないので、来季も(降格しない限り)J3で戦うことが決まっています。つまり、沼津、秋田がこのまま上位2チームを占めると、J2からの自動降格はなくなります。仮にどちらか一方が上位2チームに入ると、J2の最下位のみが自動降格となります。

さらに鍵を握るのが鹿児島です。1年前は2017シーズンのJ2ライセンスを申請するも、スタジアムの収容可能人数などの問題でライセンス不交付の決定が下されました。不交付はライセンス制度が始まって以来、初の出来事でした。今年も再び申請し、2年越しのJ2ライセンス取得を目指します。

つまり、今季のJ2からの降格チーム数は、J3の沼津、秋田、鹿児島の3チームの順位とライセンス交付状況によって決まることになりそうです。

J2残留争いを知り尽くした身として 

J2からJ3に降格するということは、スポンサー、選手にとってとても大きなことで、クラブの存続にかかわります。2016シーズンまでは、J3は試合中継すら行われていなかった(正確には、たまに注目試合が中継されていた)ので、自分のような県外から特定のチームを応援していた方にとって、J3降格は愛するクラブの試合が全く見られなくなることを意味していました。仮に岐阜が2016シーズン以前にJ3に降格していたら、自分は今のように岐阜の応援を続けていなかったでしょう。そう考えると、J3全試合中継を敢行してくれたDAZNには感謝しかありません。

話はそれましたが、毎年J2残留争いを経験してきた身として、下位チームを応援されている方に安易な発言はできませんので一言だけ。

 

結果はどうあれ、後悔のないシーズンをであることを願います。

 

 

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