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初の2週連続レース 湘南国際マラソンでPB31秒更新を達成!

自身初の挑戦となる2週連続のフルマラソン。2018年12月2日、第13回湘南国際マラソンに参戦しました。結果はPBを31秒更新する3:06:00。今回も後半はバテバテでしたが前週の大阪よりかは気持ちを見せることができました。

 

なぜ、湘南なのか

基本的には関西近郊のフルマラソンから塗りつぶしている自分が、なぜ湘南を走ったのか。それは、以前にNumberの記事を読んで、大会事務局長の坂本さんの考え方に感銘し、その運営に凄く興味を持ったからだ。一度、自分の目で見て、足で走らないと。そう思った。

それでも、やっぱりフルマラソン。僕らが湘南国際マラソンに出る理由。 - マラソン - Number Web - ナンバー

今年の5月20日に「地方優先枠」を使って先着でエントリーすることができた(このときは2週連続でフルを走ることになるとは思っていなかった)。

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こうして18-19シーズンの照準を湘南に合わせた。

受付なし

湘南国際マラソンは受付がない。だから、遠方でも当日に現地入りすることができるし、会場に勝手に来て、勝手に着替えて、勝手に走る、その気軽さがいい(これは警備的な考え方とはトレードオフだけど)。大会パンフレットやナンバーカード、Tシャツなどは事前に郵送で自宅に届いた。

前日カーボローディング

■前日朝
食パン1枚
コーヒー1杯
■前日昼
パスタ100g(青の洞窟)
https://aodo.jp/
■前日夜
中華丼(米1合)
■当日朝
おにぎり3個
アミノバイタルダイエットエクササイズ

 
夜行バスで現地入り、平塚から予約シャトルバスに乗車

初めて夜行バス移動でのレースに臨む。少し贅沢をして3列シートを予約。窓際でとてもゆったりと移動することができた。夜行バスの3列シートって、マジでコスパ高い。

5:30前に横浜駅到着。この日の湘南国際マラソンに合わせて増便された5:42発の東海道線で湘南方面に向かう。途中の平塚駅で下車し、事前に予約しておいた平塚駅から会場までのシャトルバス(500円)で移動。会場の大磯ロングビーチはJRの最寄り「大磯」からも「二宮」からも微妙に距離があるので、会場すぐ東の駐車場(兼スタート整列場所)に直行できるこのバスはおすすめ。

6:45平塚発のバスが若干遅れて7時過ぎに会場へ。

会場到着からスタートまで

動線に沿って丘の上に登り更衣を済ませる。前週の大阪で負傷した右足親指に厳重にテーピングをするが、これが失敗。結局、隣の人差し指とこすれて、レース終盤で痛みと戦うことになる。

8:15くらいに10分ほどトイレに並び、8:30頃にBブロックの待機列へ。既にBブロックにも多くのランナーが並んでおり、相当のスタートのロス覚悟した。

湘南国際マラソンではこの第13回大会からオフィシャルとしてネットタイムを採用することになった。とは言え、圧倒的にグロスが公式タイムとされている大会が多いので、この大会だけネットタイムを自己記録とするのもどうか。最初から自分の中ではグロスを公式タイムとすることにした。

スタート20分くらい前に西湘バイパスに移動し、9:00にスタート。スタートロスは39秒。思ったよりも少なかった。

悪くないスタート

直ぐに自分のペースを掴むことができた。スタートで見送ってくれた千葉ちゃんこと千葉真子さんが「序盤は脚をそっと置くんですよー」とみんなに声をかけてくれた。レースではついついスタートから飛ばしてしまいがち。さすがは千葉ちゃん。アドバイスが的確だ。

入りの5kmは20:49(4:07/kmペース)。前週の大阪マラソンとほぼ同じタイム。いい入りだ。この1週間はとにかく脚を休めることを意識していたが、序盤から左太もも裏、右ふくらはぎに筋肉系の違和感。痛みはなかったが、レース後半に響かなければと思いながら走る。10kmは20:30(4:06/km)と大阪より30秒ほど遅く。結構頑張らないとペースを維持できないくらいの感覚。やはり2週連続は見えないところで疲労が溜まっているのか。

ただ、この時点ではBブロックスタートの選手としてはトップに近い位置を走っていたらしく「Bの選手がきた!」という沿道の方の声を何度か聞いて気持ちが上がる。15kmは20:52(4:10/km)。

江の島で折り返し来た道をひたすら戻る 20-30km

海岸線をひたすら東へ。18km過ぎの江の島入り口で折り返し。これまで来た道をそのまま帰るというのは、なかなか精神的にきついものだった。折り返してからはちょうど頑張ってついて行けるくらいの4人くらいの集団に引っ張ってもらう。折り返してからは向かい風になるとの情報があったので、その集団の一番うしろに隠れながら距離を刻む。20kmは20:54(4:10/km)、25kmは20:53(4:10/km)。この辺りで集団がバラけてしまい、自分との戦いが始まる。身体が重い。4:15、4:20、4:25と目に見える形で時計のペース表示が落ちていく。精神的にもきつかった。30kmは21:54(4:23)となんとか粘る。

30kmでサブスリーのペースランナーに飲み込まれる

30kmを過ぎてすぐにサブ3のペースランナーと、それを追う大集団に飲み込まれ、そして一気に抜かれる。この湘南国際マラソンのペースランナーはNBRC(ニューバランスランクラブ)という、学生時代は箱根を走っていたようなレベルの若いランナーが務めてくれる。箱根ランナーと走ることができるのはそれだけで気持ちが上がる。

湘南国際マラソンにみる、参加者の記録を助けるペースメーカーの意識|陸上|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

ペースランナーたちは給水ポイントにたどり着くと手に持てるだけのコップを持ち、背走しながら、しんどそうなランナーに水を渡しては鼓舞する。最高にかっこよかった。そんなランナーたちに少しでもついていきたいと思ったが、自分の実力はここまでだった。

30km以降

先述した右人差し指が親指のテーピングに擦れて痛む。また、右足の土踏まずあたりの皮が明らかにめくれている感触で痛む。それをかばった走りになっていたのだろう。右足首も痛み出し、スピードもみるみる落ちる。

大阪の反省で「意識的にスピードを落とさない」ことを目標にしていたが、ガクンとペースが落ちる。33kmくらいだったかこのレース初めてのウォークを数秒入れるが復活しない。35kmは23:21(4:32/km)。36kmくらいで、当日に会場で買ったshotsを投入。

 

最早気休めにしかならない。湘南のコースは37km付近でゴールを右に見ながら一旦離れていく。

38kmを過ぎたくらいか。大阪ではこの区間相当苦しんだが、なぜか「いけるかも」と身体が少しだけ軽くなった。二宮の折返しのアドバルーンが見えてくる。そこを折り返せば40kmポイント。25:53(5:13/km)。累積時間2:55:50。あと2.2kmを10分で走りきればPB更新。見えてきた。そこからは本当に気持ちだけで走った。脚はついてきてくれた。スタート地点の大磯ロングビーチに戻ってくる。フィニッシュラインを切る。3:06:00。前の週のPBを31秒更新。

 

距離 湘南Dec.18 大阪Nov.18 泉州Feb.18 神戸Nov.17
0km 0:39 0:25 0:35 2:07
5km 20:49 20:45 21:14 23'50
10km 20:35 20:03 20:37 43'10
15km 20:52 20:08 20:49 24:09
20km 20:54 20:31 21:10 23:28
25km 20:53 20:49 21:27 23:35
30km 21:54 21:45 21:48 23:41
35km 23:21 23:15 23:03 22:48
40km 25:53 26:11 25:04 23:04
Finish 10:12 12:36 11:04 9:55
Total 3:06:00 3:06:31 3:06:53 3:19:47

 

 

 

満身創痍の荷物がない地獄

満身創痍のなか、階段を上がり荷物預けテントへ。まだ殆どのランナーが戻ってきておらず、テントの中は多くの荷物でごった返している。自分が荷物を置いた場所を確認がみつからない。おそらく、後から置いた人に場所を移動されたのだろう。とんでもない数の荷物の中から自分のものを探す。身体痛い。徐々に混み合ってくるテント内。見つからない。身体痛い。結局、フィニッシュから40分くらい荷物を探して、それでも見つからなくてギブアップ。外にいたスタッフの方に声をかけ、一緒に探してもらい、見つけていただいた。本当に感謝しかない。

大会運営者に一言お願いしたいのは、各テントの中に一人でもいいからスタッフを配置してほしい、ということ。さすがに走ってから、テントの中で40分荷物を探すのはしんどかった。あと、ランナー側の対策としては荷物袋は目立つように装飾するか、なにかわかりやすい印をつけておくことを強くおすすめする。

まさかの荷物受け取りロスで帰りの新幹線が間に合わないかもしれない。身なりを整える時間もなく5分で着替えを済ませ、13:00過ぎの二宮駅行きのシャトルバスに乗車。13:30二宮駅→小田原。14:08小田原発新大阪行きののぞみに乗車。新幹線は前日にスマートEXで予約した、とても便利。16:00過ぎに京都着。16:30には帰宅することができた。

レース振り返り

40km地点のタイムは大阪の方が1:55秒も早かったが、それでも今回、30秒もPBを更新できたのはうれしかった。1年間の集大成をこのレースにぶつけることができた。20km後半からの失速をどう回避するかという課題は残るが、タイムだけを見れば、大阪よりも前半を少しだけ落として、最後に余力を残すという当初の目論見どおりのランができた。

2週連続のレースは「アリ」

2週連続のフルは不安ばかりだったが、戦略として"アリ"なんじゃないか。今回、大阪を日曜日に走り、身体がちゃんと動くようになったのが木曜日くらい。この1週間は10kmを2本走った程度。そして湘南。スタートから腿やふくらはぎに違和感を感じたが、大事には至らなかった。そして、これはとても驚いていることなんだが、走ったあとの疲労が殆ど残らなかった。翌日には普通に生活できた。人間の身体の慣れというものは本当に凄い。2週連続のレースは先のレースで脚に負担をかけ42kmを走るための刺激を入れ、1週間後に刺激入れて出来上がっている身体で記録を狙う。だいぶ大胆な方法だけれど、これはかなり有効的な方法ではないかと感じた。

スピード練習の成果

今季の練習はロングは1ヶ月に1回くらいだったが、平日夜の9kmビルドアップはとにかく後半はスピードを意識。3:55/kmくらいまで上げられるようにしていたが、その成果が出たのだと思う。大阪も湘南も前半は4分0秒台で刻むことができた。これは普段練習で身体に覚え込ませたスピードを本番でも出せたということだと思う。ピッチを増やすことは本番ではあまり意識できなかったので今後の課題。あとは前半4:00秒台で入っても後半持たせることができる走り方を研究すること。

湘南のコースは走りやすそうに見えて個人的には難コース

湘南のコースは東へ西へ。ひたすら湘南の海岸道路を走る。来た道を戻るというのが精神的にけっこうきつく、基本フラットで単調。個人的には面白みは少なく、実力が試されるコースだと感じた。

今さらだけれどマラソンってメンタルのスポーツ

今さら感はあるが、マラソンって思っている以上にメンタルの競技なんじゃないかと感じてきた。

"まだ"25kmか、"もう"25kmか。うまくやれば、身体はボロボロでも、今回のラストのように走り切ることもできる。ただ、根性で頑張るのではなく、いかに脳を騙すことができるか。もちろん日々の練習があってこその、そういったことを考えることができるんだと思うけど。

 

1シーズン2レースまでと決めている自分の18-19シーズンは早くも終了しました。これから1年間、また次のレースに向けて準備を進めていくことになります。

タイムのプレッシャーからしばらく距離を置き、今からやってくる今季の冬はランを思う存分楽しみたいと思います。何度も言いますが、僕の走る目的は「走り続けること」なので。

最後に大会の運営を支えてくださいました大会スタッフの皆様、本当にありがとうございました。「行政のお金を使わない市民マラソン」を標榜するだけあり、とても温かい大会でした。

 

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